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インタビュー領空侵犯10/2で

日経新聞10/2朝刊のインタビュー領空侵犯は音楽評論家の湯川れい子さんの「立ち読みが国を滅ぼす」でした。「次世代の才をつみ取る大罪」とのたまわれています。詳しい内容は図書館とかで見てもらうとして、主だった文は以下の感じ。

「書店やコンビニエンスストアで立ち読みして済ませたら万引きと同じ。それは「盗み読み」という立派な犯罪です」
「そもそも立ち読みは、本を書いた作家や本を売っている書店が損害を被るだけの話ではありません。このほど退任された小泉純一郎前首相は、国の戦略の一つとして知的財産の権利保護や利用拡大に取り組んできましたが、本や雑誌はまさに知的財産です。立ち読みは国家的な財産の侵害になるのです。」
「国を挙げて日本のマンガなどの文化を世界に売り込もうとしているときに、このまま立ち読みを許し続ければ、誰も良いものを出そうとしなくなる。次世代の才能は育たず、日本の文化は衰え、国の力が低下してしまいます。」
-では、ただで本を読みたい人は立ち読みではなく図書館に行けばいい?「はい。でも、図書館で本を読む人たちと書店の立ち読みで済ませようとする人たちとは、本や雑誌に対する姿勢も認識も全く異なると思います。図書館は活字文化に親しむために欠かせない施設です。立ち読みで済ませる人が行くとは思えません」

えー、どこから突っ込めばいいのやら。コレ読んでたいていの人はまあなんか感想が出ると思います。湯川さんの言ってることはいちいちもっともではあるけど、なんかねぇ。

せっかくマンガを挙げてくれているのでマンガで行きましょうか。マンガ雑誌って全部でいくつあるんですかね?女性をターゲットにした雑誌以外に限定してもちょっと把握できないです。コンビニ置きに限定すればかなり減るけどそれでも結構な数がありますな。私もコンビニで立ち読みしますが私の場合コンビニではジャンプ・ヤングジャンプ・マガジン・モーニング・イブニング・ビッグコミックが立ち読み対象です(イブニングは週刊じゃないけど)。このうち読みたいと思うマンガが半数を超える雑誌はゼロなんですよ。ゼ・ロ。半分も読まない雑誌を買えと言われても我ら庶民にはんな余裕ありません。それでも単行本は買うんですよ?イブニングとか「もやしもん」しか読まないけど単行本の発売を心待ちにしてますよ。雑誌は買わなくてもお気に入りの単行本は買います。
あえて言うなら私にとって雑誌はニュース速報みたいな感じか?それと新しいお気に入りの発掘か。立ち読みして面白かったから単行本買うこともあるし。月刊誌だとアフタヌーンは毎月買っていますがこれは7割以上読みます。読みたいマンガがある雑誌は買うというのが理想ではあるけど、正直そこまでやってられません。
場所という点では、私の場合コンビニで立ち読みする場合は何か買います。本屋の場合は基本的にあまり立ち読みはしません。面白いかどうか試し読み程度で良ければ買うという感じ。そもそも今は単行本はカバーされてて試し読みすら出来ないし。雑誌もカバーが増えて面白いかどうかわからないもの買えと言われてもちょっと、と思わんこともない。
ちなみに全部読むくらいだったら買えとはさすがに私も思います。マンガに限らずこれはマナー違反。あと単行本は面白いか試し読みはともかくあれは買うもの。雑誌と単行本では寄って立つスタンスが全然違います。

図書館云々の話もどうなのかな?確かに「本や雑誌に対する姿勢も認識も全く異なる」かも知れませんな。仮にマンガ置いてる図書館として、立ち読みする人のなかには気に入った作品は単行本買う人もいる。逆に専ら図書館で読む人は単行本を買わずに図書館で読んで済ますでしょうな。どう考えても出版社や作者の役に立ってるのは図書館読み派ではなく立ち読み派だと思うけど。正直書店が儲からないという以外で立ち読み派と図書館読み派とにそれほど大きな差があるとは思えないですよ。雑誌>単行本のスタイルをとるマンガではそうだ思います。
もちろん試し読み代わりに図書館で読んで買う人も居るかもしれないけど、そんなのは本屋でも出来るし図書館だけのことじゃない。
知的財産の侵害を出して図書館が良くて立ち読みは大罪というのはあんまりじゃないのか?本を作った人達に一円も払っていないことにかわりはないよ。一円も払ってない図書館で読んだ奴が次の才能を育むのか?自分の才能を育む事はあっても他人の才能は育まないだろ。タダで国家的財産を図書館で読むだけで済ます人も国家的知的財産とやらの侵害じゃないのか?買った人は文句なしに貢献してると言えるけど、立ち読みも図書館も五十歩百歩なんじゃないの?
全部買う人(神様)>>>>>立ち読み・単行本購入>図書館>=全立ち読み>>>>>>>越えられない壁>>>>>>>>万引き
ってとこだろ。

全部立ち読みで済ませるのはもちろん私も論外と思うが、あんまりな人が多いからってこれはちょっとむちゃくちゃだ。

ここで言ってる事は単に「本屋とかで大半読むくらいならちゃんと買え」ってことで済むんじゃないのか?いくら立ち読みがいただけないからって図書館云々持ち出して徒に立ち読みを貶め蔑んでいる様にこれは見えるよ。

追記1:立ち読み自体が到底褒められた行為でないことは承知の上、単行本買うからって言い訳にしかならないのも承知の上なのでその辺のツッコミはナシの方向で。雑誌に掲載されるものが必ずしも単行本化されるわけじゃないし、買うのがベストなのは分かってマスヨ。つーか全部読む気で立ち読みするな。

追記2:作家の損害とか次世代育成とか言うなら時々話がでるやたら安いといわれる原稿料とかも話題にしたらどうなのよ。出版社の仕事も激務なんだろうけど、次世代どころか現役作家の問題だろ。著者に入ってくるお金が少なすぎる方がよほど問題ですから。

追記3:知らないし根拠も無いけど、マンガはともかくたいていの、特にコンビニに置くような雑誌って結構広告収入の割合が大きいんじゃないの?一種の広告媒体になってる気がするけど。立ち読みされることも前提に入ってるんじゃないの?コンビニとか店内に人が少ないのを防ぐための人寄せ手段でしょ。しかもついでに何か買ってもらおうという。買って欲しい本屋さんにはゴメンナサイというほかないけど。まあ毎月立ち読みする以上の本を買ってるので勘弁してください>明林堂書店さん明屋書店さん。

追記4:今回はマンガ雑誌を例に取ってるのだけど、まあ確かにお店紹介とかの類を立ち読みして行こうって人はまず買わないでしょうな。まあ正直場所の紹介以外はあまりあてにならないけど。ところで出たばかりのグルメ本を買ってお店に行ったら既に潰れていたって時はいったい誰に文句を言えばいいのでしょ?まあそこまでは知らんってとこですがw

追記5:本屋にしても試し読み無しで買えってもの無茶な話だよな。特にハードカバーの本。試しに手元にある小松左京の日本沈没第二部で言うなら、これが小松左京の作で前作を読んでいるから高いと思いつつも安心して買えるけど、これが読んだことの無い作者だったらどうよ?帯の宣伝文句は当てにならんし、裏帯には6行の抜粋だけ。これでカバー掛かってたらあとはタイトルで判断するしかないよ。これを買えと言われてもなぁ。ますます奇抜な目を引くタイトル重視になるんじゃないの?
またこれが技術書・参考書とかだと自分の欲しい内容の物じゃなかったら目も当てられんよ。自分の思ってた内容と違うの返品します、ってので返品受けてくれるのかな?

蛇足:私は立ち読みもしますけど図書館にも行きますよ。単に読むだけじゃなく古城の方の資料集めも図書館が必要不可欠だし。それに割りと近くにあるし。下賎な感想を言うとこの人の意見は、ちょっとでも読みたいものを買う余裕もあれば、気軽に行ける範囲に図書館があって、行く暇もある都会の金持ちの戯言、と感じるのですよ。しかもその割りになんかセコさを感じる。こう書いてる私もなんかセコイけどw

まあなんですよ。個人的な言い訳しか言わないわけで、立派な意見は他の人に任せちゃうワナ。ここは立派な意見は一切ありませんよといってみるテスト。

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